『プログラムは何となく書けるけど、インフラについては正直よくわからない』
ある程度プログラミングを学習してきた人で、こういった悩みを持つ人は多い。
事実、ITインフラの知識は、エンジニアやDSを目指す人には欠かせないものです。
今回はそんな悩みを持つ人にピッタリなITインフラ学習サイト「Envader」のレビュー記事。
僕自身が実際に使ってみた正直な感想をまとめて行きます。
「Envader」とは?
「Envader」は、株式会社varが運営しているITインフラ学習サービスです。
- Linux
- サイバーセキュリティ
- Database
などが主なコンテンツですが、PythonやNode.jsの環境構築コースもあり学べる幅は広い。
エンジニアを目指すうえで欠かせないインフラの知識。その基礎をまとめて学習できる数少ないサイトです。
「Envader」の料金プラン
「Envader」には、無料のコースと有料のコースがあります。
無料で学べるのは
- Linux基礎コース
- LinuC(Linuxの資格)の対策コース
の二つ。
それ以外のコースを利用するには、月額1980円が必要になってきます。
ただし無料の範囲内でも、なぜか有料コースの学習テキストの内容だけは見れます。
後から紹介する「ハンズオン機能」などは使えないのですが、知識面だけはすべて無料で提供されているわけです。
無料の「Linux基礎コース」だけでも、かなり力がつくと思います。
「Envader」を使うメリット3つ
「Envader」での学ぶメリットは大きく次の三つです。
- 環境構築いらずのハンズオン形式
- 動画での解説
- 読みやすい学習テキスト
環境構築いらずのハンズオン形式
「Envader」一番のメリットは、環境構築なしでターミナル操作の練習ができること。
progateのコマンドライン版といった感じで、Web上の仮想環境で自由にコマンド練習ができます。
『自分のPC環境で誤ったコマンドを入力して、予期せぬ事故が起こった』ということがないので、これは凄いありがたいです。
動画での解説
「Envader」では演習問題のすべてに「YouTube動画解説」が用意されています。
実際に動かしながら解説してくれる動画があるので、文字の解説がよくわからなくても安心です。
読みやすい学習テキスト
また「Envader」は学習テキストがすごく読みやすいです。
これはブログを運営する人間から見たメリットなのですが、適度に余白を使って、読者に圧迫感を与えない工夫がなされてるんですよね。
こういう部分は細かいですが、個人的に大切なことだと思っているのでメリットに上げました。
「Envader」の難易度
「Envader」は非常に学びやすいサイトですが、完全初心者にはイメージできない部分もそこそこあるような印象を受けました。
特にLinuxを一度も触ったことがない人は、もっと初歩的ものを終えてからのほうが、理解が進みやすいでしょう。
そんな人には、次の書籍がオススメです。
この本は以下の二つの点で非常に良い。
- 図解が豊富で初心者でもわかりやすい
- 実際に手を動かさなくても学べる内容になっている
この本で学んだことを、「Envader」で手を動かしながら復習すると、効率よく学んでいけるでしょう。
「Envader」のレビューまとめ
今回は、ITインフラ学習サイト「Envader」を実際に使ってみた感想をまとめてきました。
「環境構築なし」や「動画解説」など、学びを助ける様々な工夫が散りばめられたいいサイトでしたね。
ただし、完全初心者にはイメージできない解説もそれなりにあるので、Linuxなどを初めて触る人は次の書籍に取り組んだ後のほうが理解が進みやすいと思います。